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日本の街

歴史の蓄積と現代の集積が絶妙な距離感で同居する「小江戸」


川越

街のあらまし

「小江戸」の愛称で親しまれている川越。1497年に太田道真・道灌父子によって築城された川越城の城下町を礎とするこの街は、首都圏郊外の都市としては珍しく明治以前の古くから発展してきた歴史のある街ですが、同時に埼玉県有数の商業、業務集積地、そして交通の要衝としても栄えており、歴史を押し出した観光都市としての側面と、現代の拠点都市としての両方の側面を持ち、京都や金沢にもその性格は似ているかも知れません。兎にも角にも、首都圏近郊ではかなり珍しいタイプの街と言えそうです。
川越といえばやはり歴史を感じさせる蔵の街並み…が有名ですが、玄関口である川越駅や本川越駅周辺の風景は首都圏近郊の拠点らしい現代的な街並み。川越城を中心とする川越の旧市街は駅からそれなりに離れているということもあり、駅や駅前の新市街から旧市街のある北側に向かって、平成の街並み、昭和の街並み、大正の街並み……といったように、徐々に時代を遡る一直線にグラデーションな町並みの変化が歩きながら楽しめる街でもあります。

川越駅周辺

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川越駅東口はペデストリアンデッキに繋がっていて、左手にはファッションビルの「アトレ」がどっしり構えている。JR東日本の駅ビルと同じ名前だけどこちらのほうが元祖らしい。ちなみに運営は埼玉が誇るローカル百貨店の丸広。
川越のメインの商店街もこのアトレを抜けて行く形なので、駅との間に常に人の流れがある。

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ちなみにアトレに目もくれずに反対側つまり右手を向けば東武ストアのGMS「mine」。このロゴキリル文字の筆記体みたいで読ませる気なさそう
ファストフード店やファミレスなど普段使いできるテナント多数。

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川越駅東口の周辺。中低層の雑居ビルと集合住宅が混ざる。川越の市街地の"芯"的部分ではなく、なんとなく郊外の私鉄駅前ぐらいの温度感(?)

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路地の雰囲気。住宅が中心だけど個人店も割とちらほらある

クレアモール

川越が誇る最強商店街「クレアモール」。川越駅前と中心市街地を結ぶ全長1kmを超える通り沿いには、百貨店やら洋服店やらカフェやら居酒屋やらカラオケ店やら……あらゆる店舗が集結。通りから一本入ると普通の落ち着いた住宅街と化す、この通りにほぼ全振りしたようにも思える活気と閑静のギャップもすさまじい。
埼玉県西部でダントツの活気を誇る、地域拠点としての「川越」が見られる商店街である。必見。

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「アトレ」の通路を抜けた先に待ち構える「クレアモール」の入口。南北に細長い川越市街地の背骨的な通りで、看板にも「クレアモールをまっすぐ行くと蔵造りの街にいけます」との文字。

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低層の建物が競って極彩色の袖看板を出しまくり、人通りが常に途絶えない……そんな活気を体現したような通り。
所沢のプロぺ通りをすごく長くした感じ。

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川越駅方面を振り返る。

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川越市街地でも特に人通りの多い一等地ということもあり、(おそらく賃料も高いので)チェーン店中心。

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このあたりはまだ観光っぽい店はほとんどなく、敢えて言えば"普通"の大きな繁華街といった様相。規模が大きいのは言うまでもないが。

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しばらく歩くと、このエリアのシンボルである「丸広百貨店」がお目見え。

丸広百貨店周辺

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埼玉県のローカルデパートの丸広。1939年に埼玉県飯能市で創業、川越の地には1951年に開店して以来、地域1番店として存在感を示している。
写真の建物は本館だが、周辺にいくつかのアネックスを展開、丸広百貨店ゾーンを形成している。

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巨大な本店の背後には平面駐車場を完備。周辺の道路状況は完璧とは言えないが、 街中立地ながら大規模な駐車場が早い時期から整備されていたことは、先見の明があると言えそう。

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クレアモールは沿道こそ商店が集積しているが、一歩裏に入ると落ち着いた住宅街が広がる。

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引き続きそぞろ歩く。

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チェーン店がひたすら続く中、芋菓子店など僅かにローカルを感じさせるものも。このあたりは西武本川越駅に近い。

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南向きに撮影。写真の角地を右に入ると本川越駅へ。
新宿まで1本だが、かなりの遠回りと本数の少なさで、新宿へのメインの 移動に使ってる人は少なそう

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写真奥に見えているのは、西武本川越駅に併設される駅ビル「PePe」

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同地点から東方向。マンションや住宅が中心。 クレアモールの通りは更に北へ続く。

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同交差点をすぎると、沿道はマンションや住宅が増えてくる。人通りも少し落ち着き気味に。
このあたりから西側に県道229号が並走しはじめ、蔵造りの街並みあたりではそちらがメインストリートに変わる。

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